身長149センチ-吉本新喜劇の“小さなレジェンド”、池乃めだか(78)が6月28日~7月4日、大阪・なんばグランド花月で上演される吉本新喜劇で、史上最年長座長を務める。吉本興業が23日、発表した。

めだかは、上演期間中の7月3日に79歳の誕生日を迎え、期間中に自己記録も更新する形になる。

めだかは会社員生活を経て、23歳で芸能界入り。数年後には海原小浜門下に入り、小浜さんの息子と漫才コンビ「海原かける・めぐる」を組んだが、かけるの廃業で解散。76年に吉本入りして、吉本新喜劇に入団した。

以後は、間寛平とのからみでも人気を得て、80年代後半の世代交代キャンペーンも乗り越えた。小さな体を武器に「み~さ~げて~ごらん」などのギャグで、今なお、客席を大いにわかせるレジェンドだ。

めだか座長の新喜劇には、内場勝則、Mr.オクレらの盟友から、清水けんじ、山田花子ら主力も出演。めだかは「最後の最後まで、一生懸命生きる!」とコメントを寄せた。