4月に入社したテレビ東京の新人、藤井由依アナウンサー（22）が7日、東京・池袋のシアターミクサで行われた先輩の田中瞳アナウンサー（25）のトークショーで、初のイベントMCを務めた。

自身が持った箱に入った質問カードを引いて田中アナが回答する予定だったが、冒頭のあいさつで「早速ですが、箱を忘れてきれしまいました」と照れ笑い。田中アナからも「確かにマイクの横に箱置いてあったね」と突っ込まれ、場内は和やかな笑いに包まれた。

トークショーは田中アナが番組アシスタントを務める同局系バラエティー「モヤモヤさまぁ～ず2」（火曜午後11時6分）の15周年記念展示会「モヤさまドイヒー展」（7月31日まで）の開催に合わせて実施された。田中アナの代打で番組に出演したことのある2年目の冨田有紀アナ（24）の話題が出ると、藤井アナは「アナウンス部の中でもふわっとしている…」と語り、田中アナは「藤井アナが冨田アナのことをいじっています」と語って笑いを誘った。

一方で、学生時代の門限について語った際は、田中アナが藤井アナへ「冨田アナはどうですか？」と名前を間違える痛恨のミスで、前にあった机に突っ伏す場面も。藤井アナは「名前間違えられちゃいました」と寂しげな表情を浮かべ、場内は大爆笑となった。

「モヤモヤさまぁ～ず2」は今年で15周年を迎える。藤井アナは「15年前は泥遊びしていました」と振り返り、田中アナも「私は小学5年生くらい。そう考えると本当に長い歴史だなんと思います」と語った。藤井アナがこの日に接した番組スタッフらの雰囲気について「温かく迎え入れてくれて、本当に温かい現場なんだなと思いました」と感想を語ると、田中アナは「（今後番組に）藤井アナが参戦するかもしれない」と声をかけ、藤井アナは「いつか。楽しみにして頂けると。頑張ります」と意気込んでいた。

今回の展示会では歴史をたどる年表や、歴代アシスタントの全員の足裏石こうなどのお宝アイテム、名場面映像などを展示。ロケで訪れたハワイのソープファクトリーとハワイ出雲大社に長年寄贈し続けてきた番組グッズも日本へ輸送し、現地でしか見られなかった“モヤさまミュージアム”も完全再現する。

この日のトークショーは2度に分けて開催され、計約400人が来場。16日には2代目の狩野アナ、3代目の福田典子アナと共に再びトークショーを行う予定となっている。