風間俊介(39)が11日、日本テレビ系「ZIP!」(月~金曜午前5時50分)に出演し、人気漫画「遊☆戯☆王」作者の高橋和希さんが60歳で死去したことを受けコメントした。

「高橋先生が先日亡くなられました。『遊☆戯☆王』の作者、高橋先生なんですけど、僕は『遊☆戯☆王』という作品で主人公武藤遊戯の声を務めさせていただいております。正直、動揺しておりまして、とても寂しい気持ちなんですけれども、この『遊☆戯☆王』という作品がですね、ラストの方に大事な仲間との別れというものを描いています。本当に、その漫画で描かれたように、力強く先生を送り出してあげたいなと思うんですけど、少し時間をかけてしっかりと先生にありがとうございましたと伝える日々にしたいなと思っております。先生は日々、『遊☆戯☆王』という作品を通して、いろんなゲームだったりいうもので、あなたに友達ができて色んな仲間が増えていったらいいなと言っていました。僕もですね、作品が終わった後にいろんな人に『遊☆戯☆王』で遊んでたんです、私あのアニメ、青春なんです、いろんな人に会いました。本当にこの作品を通してみんなが友達が増えたりとかしてこれからも遊んでいくことが先生が喜んでくれることなのかなと僕は思っています。これからもですね『遊☆戯☆王』という作品を愛し続けていきたいと思います。高橋先生、本当にありがとうございました」と話した。

風間は00年から放送されたアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」や、劇場版やゲームなどで主人公武藤遊戯の声優を務めた。

名護海上保安署によると、6日午前10時29分ごろ、沖縄県名護市の沖合300メートルでマリンレジャー関係者から「死体らしきものが浮いている」と118番通報があった。同11時27分ごろ、名護市の消防が水上バイクで確認し、その場で死亡が確認された。警察に寄せられた行方不明者情報との関連を調査した結果、7日、高橋さんと確認された。高橋さんは、黒いTシャツにスノーケリング、水中マスク、フィンを装着し、うつぶせの状態で見つかった。遺体の一部には、海洋生物にかまれたような跡があったという。