お笑いコンビ、Aマッソが12日、愛知県芸術劇場で、単独ライブ「与、坐さうず(あた、いまそうず)」を開催する。女芸人No・1決定戦「THE W」では一昨年に決勝進出すると、昨年は準優勝し、人気と知名度を一気に上げた。人気の向上に比例して、単独ライブの規模も広がり、今回は初の東名阪3都市単独ツアー。先月の東京公演を大盛況のうちに終え、確かな手応えを持って名古屋で初の単独ライブに挑む。【佐藤成】

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地元大阪では過去、単独ライブを開催したことがあるが、名古屋で単独ライブを行うのは初。楽しみなことを聞いた。

村上(34) おいしいもん食べたいと思います。何行こうかな。名古屋コーチンかな。みそカツもいっておこうか。喫茶店も行って…あと何行く?

加納(33) ひと文字もかかなくていいですよ(と、鉄板のご飯ネタで入った村上にツッコミ)。全アーティストで使えるやつ。誰でも使える。

全国放送のバラエティー番組にも数多く出演し、存在は全国区になった。

村上 名古屋にお客さんおるんかな?

加納 K-PROさん(お笑いイベント企業)の名古屋公演に何回か出させてもらって、お笑い熱は低くない感じではありましたけどね。キャパとかあんまりわかっていないので、どうやろなって楽しみではありますけど。ライブを主催したことはないですね。

なぜ名古屋の地を選んだのか問うと村上は「とりあえず東名阪っていいたかった」と明かした。

加納 東京公演でも回によっては全然反応が違うときがある。何回かできるっていうのとまた違う場所でできるって、より地方の方がメディアでの評価直結な感じがしていて。何でもいいわけではないというか、うっすら言葉にはできないですけど、ネタの作り方も規模が大きくなるにつれて、変わってきているのかなって気もする。多くの人っていうのは意識してやろうかなと。

昨年の「THE W」以降、大きく露出が増えた。現状をどのように捉えているのか。

加納 楽しいですね、去年よりは。理想的な感じでやらせてもらっている。劇場もテレビもやらせてもらっているので充実はしていますね。結果出せているとかではないけど。ストレスがあるとか不満に思っていることがあるとかはないですね。でもちょっと規模が小さいですけどね。それこそ、知名度も爆発的に上がったのも実感としてはないです。

村上 ウチはまだあんまり出ていないと思うので。もっと出ていかなあかんなって。楽しくはなってきていますけど、まだあんまり出ていないなって思いますけど。

昨年、単独ライブ前の取材で加納は「村上のキャラクターの認知が広がって、『村上やな』っていう要素がだんだん広がってきて。いいなと思いますね。例えば、ネタかんでも。『村上やな』やし、ネタかめへんくても、『覚えた村上やな』やし。強いなって思いますね。どう転んでも、本音いっても、村上やし、下手なうそついても村上やしっていうことになって。強くなっている気はしますね。できることの幅が広がってきた感じはしますね」と村上のキャラクター認知度の向上がコンビの幅を広げていると話していた。

加納 コンビとして、テレビでもそのまま同じ形でできればいいですね。ファンの人にはわかってもらえていますけど、外に対してもやれていければいいかなっていうのは次の課題かなって思いますね。

コンビとして幅を広がったが、2人の原点はネタ。名古屋の地で、「Aマッソ純度」の高いお笑いを届ける。