福山雅治(53)が12日、福岡市内のJR博多駅前広場で行われた主演映画「沈黙のパレード」(西谷弘監督、16日公開)ファンミーティングに、柴咲コウ(41)とともに登壇。博多駅の3階テラスから、地元九州のファンの声援に応え「帰ってきたばい!! 本当に感謝しか、ございません」と博多弁であいさつした。

福山が映画のキャンペーンで福岡を訪れるのは、13年の前作「真夏の方程式」公開時以来、9年ぶり。12日午前4時に映画の公式ツイッターで“降臨”が電撃的に発表され、13時間後の午後5時半にスタートされたが、博多駅前には約7000人のファンが殺到。イベント前から拍手が、押し寄せる波のように沸き起こった。

これまで、博多駅前広場では14年7月に米俳優トム・クルーズが映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のイベントを開き、7000人が集まったこともある。ただ、20年以降、新型コロナウイルスの感染が拡大し、19年11月6日に山崎まさよしがイルミネーション点灯式で歌唱して以降、イベントは行われてこなかった。福山と柴咲も、今回が初めてのイベントとなった。

この日。福山は午前11時台から午後5時台まで、福岡のテレビ局2局、ラジオ局の番組に生出演して、博多駅3階テラスに駆けつけた。「もうちょっと、前に出た方、良いのかな。顔見えないもんね。新しい歌も発売します。拍手いただけますでしょうか?」と呼びかけた。その上で「映画で帰ってこられるのは、コンサートとは違う喜ぶ意がある。うれしいの一言しか出ませんよ。僕自身のルーツは大川市。真のふるさとに帰ってこられた」と喜んだ。

◆「沈黙のパレード」 帝都大教授の湯川学(福山)の元に、警視庁捜査一課の刑事内海薫(柴咲)が相談に訪れる。数年前に行方不明になった女子学生が、遺体となって発見。容疑者は、湯川の親友で内海の先輩の草薙俊平(北村一輝)が、かつて担当した少女殺害事件で完全黙秘を貫き、無罪となった蓮沼寛一(村上淳)。蓮沼は再び完全黙秘を遂行し、証拠不十分で釈放され女子学生の住んでいた町に戻ったが、夏祭りのパレード当日に殺害。女子学生を愛していた家族、仲間、恋人…全員に動機とともにアリバイがあった。

◆「ガリレオ」 作家の東野圭吾氏の推理小説「ガリレオシリーズ」を原作に、フジテレビ系「月9」枠で07年、13年に放送され、平均視聴率21・9%を記録した連続ドラマ。08年に映画第1作目「容疑者Xの献身」が公開され、興行収入49億2000万円と大ヒット。13年には2作目「真夏の方程式」が公開され、興収33億1000万円を記録した。「沈黙のパレード」は、18年に出版された東野氏の小説を、前2作の映画に続き福田靖氏が脚本、西谷弘氏が監督を務め、湯川、内海、草薙が9年ぶりに再集結。主題歌は9年の時を経て再結成となる福山と柴咲によるユニット「KOH+」が、福山が書き下ろした主題歌「ヒトツボシ」を歌唱することも話題となっている。