元祖お騒がせセレブのパリス・ヒルトン(41)が溺愛する愛犬ダイヤモンド・ベイビーが、1週間前から行方不明になっており、ペットの探偵やドローンを使って捜索するも見つからず、多額の報酬と引き換えに情報提供を呼びかけていることが分かった。愛犬家として知られるヒルトンは、2016年にティーカップチワワのダイヤモンド・ベビーを家族に迎え入れていた。

自身のインスタグラムに愛犬を抱く動画と共に「言葉を失っているから、投稿するのがつらい。先週の水曜日からダイヤモンド・ベビーが行方不明なの」投稿。引っ越しの最中に業者の1人がドアを開けっぱなしにした際に外に出てしまったのだろうと推測し、探偵や犬と話ができる人、ペット霊能者を雇い、ドローンまで投入して探していることを明かした。「見つけるためには、私が持っている全ての力を使い、なんでもする」と述べ、メールアドレスを記載して情報提供を求めている。「無事に返してくれたら、多額の報酬を支払う。質問はしない」と話し、無事に帰って来ることを祈る思いをつづっている。

その後も愛犬の動画を再び投稿し、14日に自宅で目撃されたのを最後に行方が分からず、近所の家を探して回っているが見つからないと悲痛な思いを明かしている。報酬の具体的な額については明かしていないものの、ヒルトンホテルの創設者コンラッド・ヒルトン氏のひ孫で、純資産3億ドル(約453億円)ともいわれているだけに、発見者にはそれ相応の金額が支払われるものとみられている。

ハリウッドでは今年2月に歌手レディー・ガガの愛犬であるフレンチブルドッグ2匹が、散歩中に散歩係の男性が銃で撃たれて何者かに誘拐される事件も起きている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)