上方落語界きってのオリックスファンとして知られる笑福亭松喬(61)も、2日夜、奇跡への感動の思いを寄せた。

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奇跡って起こるんですね。リリーフ陣の150キロカルテットばかりが目につきますが、中嶋監督のキャッチャー起用法に感服です。「レギュラーが7割、控えが3割」が今までの日本のプロ野球のキャッチャー起用法でした。

ところが今年のオリックスは若月・伏見・頓宮を平等に起用し、勤続疲労を少なくします。これが功を奏し、8月から9月にかけて、どうしても下降線をたどるキャッチャー陣の打撃が常に好調でした。

これが奇跡の逆転優勝を導いたと言っても過言ではありません。「ホシュの安定によってトウシュが光る」。今の政局に分けてあげたい優勝です。本当におめでとうございます。