麻雀プロリーグ「Mリーグ」の2022-23シーズン開幕イベントが3日、都内で行われた。4季連続3位となっている渋谷ABEMASが、今季のテーマを明かした。

多井隆晴プロ、白鳥翔プロ、松本吉弘プロ、日向藍子プロが登場、取材に応じた。多井は「4年連続3位ということで、悔しい思いをいっぱいしてきましたので。本当に挑戦者だなと思うので。優勝したい、と他のチームは言うと思うんですけど、個人としてはまずはレギュラーシーズン突破。突破してから考えたい。1試合1試合集中していきます」と誓いを立てた。

白鳥は「精神的には成長できているなと感じていて。時間がたつにつれて、1日2日前くらいからピリっとしたいい精神状態で。調整はうまくできたと思います」と明かした。新加入した選手たちを見た感想を聞かれ、「たいしたことないなって思っています」とリップサービスも含めて答えた。

松本は「Mリーグ最初はすごい怖かったんですけど、4年間一生懸命戦ってきて、チームワークも5年目にきて最高の状態ですし、4年連続3位で、Mリーグで一番経験値を積んでいるのは間違いない。経験値を爆発させたい」と意気込んだ。日向は「自分たちが強いとは思っていないけど、決勝に行くのが当たり前だというのは思わないほうがいいなと思いました。常に謙虚にチャレンジャーの気持ちで、今季はしっかりゼロから挑む気持ちでやっていきたいです」と明かした。

多井は「この4年間をいろんな意味で超えたい。数字でもいいし、スポンサー様でもいいし。Mリーグに関わってよかった、と全ての人が幸せになれるような、そんなMリーグにしていきたいと思います」とアピールした。チームのファンの楽しみ方について「一言で言うなら、青春ですね。熱くなれるものというか、Mリーグ全体が、各チームのそれぞれの青春で、自分が熱かった頃を思い出す、そういった風な見方をしてもらえると一番楽しめるんじゃないかな」と推測した。

さらに「笑ったり泣いたりすると思うんですよ。よく、『いい大人が泣いたり…』ってバカにする人もいるんだけど、僕は別に笑われていこうと思ってるので。これからもたくさん笑ってたくさん泣いて、青春したいなって思います」と笑顔でうなずいた。