タレント若槻千夏(38)菜々緒(34)中村アン(35)らが所属する「プラチナムプロダクション」が3日、都内で、オーディションイベント「シブスタ2022」を開催し、宮城県出身の新羅美玲(しんら・みれい=21)さんがグランプリを獲得した。

グランプリをアナウンスされると新羅さんは、「信じられない」といった表情で左手で顔を隠した。グランプリのマント、ティアラ身につけ、「まさか自分がグランプリ取ると思わなくて。今までの人生で何か1番になることがなかったので、すごくびっくりしています」と思いを語った。

小学生の頃から女優になるのが夢だったといい「自分の人生じゃないことが起こっていますけど、これからが始まりで、自分に甘えることなく女優の人生を歩んでいきます」と誓った。

グランプリには副賞として、賞金50万円、2023年放送のテレビドラマ出演権が与えられ、プラチナムプロダクションへの所属が決まった。

新羅さんは事務所のイメージとして「1番のイメージはすごく清楚でカッコイイ女性が多いなという風に感じていて。自分もその中に入るのか思うと信じられない」。

賞金50万円の使い道については上京資金にあてるという。憧れの女優は石原さとみ(35)の名前をあげた。「とても早口なのに聞き取れる声質をされていて、技術的なところも尊敬、憧れていて、女性からも男性からも愛される女優さんになりたいと思います」。

挑戦したいジャンルとしては、連続ドラマとし、「ドラマに出たい刑事物ミステリー系が好き。刑事役に挑戦してみたい」と楽しみにした。

プレゼンターを務めた同事務所所属の安斉星来(18)は「入ってきた瞬間からすごいって口に出してしまうくらいすてき。おこがましいんですけど、頑張りましょう、一緒に。おめでとうございます」と芸能界の先輩としてエールを送った。

審査員を務めた女優工藤美桜(23)は「袖から出てきた瞬間から、目を奪われまして、美しいと思いまして私にないすてきなオーラをもっていらっしゃる。魅力に引きつけられました」と絶賛した。

新羅さんは、最終審査で、特技の弓道の「射法八節」を披露し、アピールした。

渋谷発の次世代スター発掘を目的としたオーディションで、応募総数800人の中から最終審査に進んだファイナリスト10人がグランプリを目指して争った。

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