市川海老蔵あらため13代目市川團十郎白猿(44)の襲名披露公演、8代目市川新之助(9)の初舞台となる「十一月吉例顔見世大歌舞伎」が7日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた。
昼の部の最後は、團十郎が弁慶をつとめる「勧進帳」。99年に初めて演じてから、今回で14回目の弁慶。今月中に弁慶の上演回数は300回に達するという。武勇に優れ、義経を命がけで守ろうとする弁慶を、力強く繊細に演じる團十郎に、大きな拍手が送られた。
新之助は「外郎売」で初舞台を踏んだ。外郎売実は曽我五郎時政を初役でつとめ、花道で「わたくしの名は、8代目市川新之助にござりまする」と名乗ると大きな拍手を受け、見えをするたびに拍手が起こった。團十郎はブログに「悴に泣かされました」と感慨をつづった。
公演は28日まで。
○…ロビーで観客に応対していた團十郎の母希実子さんは「やっと迎えられました。長い間(襲名が)できなかったので」と、2年半延期された襲名披露公演が初日を迎え感無量の様子だった。新之助の初舞台については「よく頑張っていたと思います」と笑みを見せた。



