「第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」が27日、都内で行われ、兵庫県在住の高校2年生、藤本洸大さん(17)がグランプリに選ばれた。

名前を呼ばれ、応募総数1万5447件の頂点に立った瞬間、笑顔でガッツポーズして喜びを爆発させた。スピーチでは涙で声を詰まらせながら「本気でグランプリを目指してここまで来て、誇らしい賞をいただけてうれしい。この賞を藤本洸大のスタート地点として、逃げずに、謙虚に挑み続けたい」と語った。

藤本さんは、身長175センチ、体重58キロの小顔男子。笹沼彩子審査委員長(JUNON編集長)は、「芸能事務所さんの票が圧倒的だったことが大きな決め手になった」とそのスター性に太鼓判を押した。

イベント終了後の会見では、将来の夢について「誰も見たことがない俳優になりたい」。あこがれの俳優は佐藤健とし、「作品によって変わる役柄に、カメレオンのように対応してすごい」とリスペクトした。

高校ではサッカー部に所属し、趣味は心理学。「クラスの代表委員の時に、人の気持ちをどう尊重してまとめるか」と考え、本を読み始めたという。「心理学の本を読んでいるので、学校ではクールと言われたり、ひねくれているやつと言われる」と笑った。賞金50万円は「家族や友達に恩返ししたい」とした。