2022年に大流行した「きつねダンス」が31日、「第73回NHK紅白歌合戦」の会場も席巻した。山内惠介(39)と日向坂46が、日本ハムファイターズガールと共に踊り、NHKホールは紅白関係なくきつね一色となった。3年ぶりの有観客紅白が、盛り上がりを見せた。

   ◇   ◇   ◇

山内恵介(39)と乃木坂46のメンバー、日向坂46は、「きつねダンス」で今年、球界を超えて世を席巻した日本ハム公式チアリーダー「ファイターズガール」との豪華コラボレーションで「きつね祭り」のステージを繰り広げた。

山内は「恋する街角~きつねダンスRemix~」を披露。序盤に背後のスクリーンに野球場が映し出されるなか、乃木坂46メンバーの秋元真夏、与田祐希、金川紗耶、山下美月、久保史緒里、梅澤美波とファイターズガールが、笑顔たっぷりで「きつねダンス」を披露。その後、山内が背後から登場する演出で「みなさん楽しんでいますか~」と呼びかけて会場を盛り上げた。

続いて日向坂46が、ライブでは派手な演出が定番になっているグループの隠れた名曲「キツネ」を歌唱。山内とファイターズガールがそのままステージの後方に残り、一緒にダンスをしてステージを盛り上げた。司会の大泉洋と、橋本環奈もキツネ耳を着け、会場が“きつね色”に染まった。

歌唱後、山内は「自分が一番楽しんでたかもしれません」と満面の笑み。そして「初めてきつねのあれ(耳)もつけて、みんなの姿を見て、もえってあるんだなと思いました。女の子のいい香りと、みんな一生懸命で。28歳くらいまで若返った気がします。これを縁にしてまた共演したいですね。2度3度と続くように頑張りたいです」とさらなる共演を望んだ。【佐藤勝亮】

【紅白歌合戦】SixTONESがトップバッター なにわ男子、日向坂…/前半写真付きライブ>>