モデルで女優の朝比奈彩(29)が24日、生まれ故郷の兵庫・淡路島の青海波劇場で行われた映画「レッドシューズ」完成披露試写会&パソナひとり親キャリア支援協会サポーター任命式に出席した。

朝比奈にとって映画初主演の同作は、夫を病気で失い5歳の娘の養育権を得るためにボクシングの世界王者を目指すシングルマザーの奮闘ストーリー。今回のイベントを後援したパソナグループは、小学生以下の子どもがいるシングルマザーを対象に、朝比奈の生まれ故郷である兵庫県淡路島で「仕事」と「育児」、「生活」をトータルに支援する「ひとり親働く支援プロジェクト」を2020年(平32)8月に発足。現在、約10名のシングルマザーが淡路島で生活している関係もあって、今回のコラボとなった。

試写後、雑賀俊朗(さいが・としろう)監督(64)とともに、南部靖之パソナグループ代表(71)から花束とサポーター任命書の贈呈を受けた朝比奈は「淡路島は住みやすく子育てにも最適です。私自身もサポーターとして、応援させていただきます」と笑顔で話した。

試写を見たシングルマザーは「さまざまな困難に立ち向かって行く朝比奈さんの姿に、胸が熱くなりました。ここぞという時に出せるパワーを見て勇気づけられました」と話していた。