22日に急性大動脈解離で66歳で亡くなった落語家の笑福亭笑瓶(しょうふくてい・しょうへい)さん(本名・渡士洋=とし・ひろし)の葬儀・告別式が27日、東京・中央区の築地本願寺第二伝道会館で行われた。生前に仕事を共にした芸能人ら約200人が駆け付け、誰からも愛された人柄をしのんだ。

フリーアナウンサーの八木亜希子(57)が報道陣の取材に応じた。かつて「ものまね王座決定戦」で笑瓶さんと共に司会を務めるなど、バラエティー番組で共演したほか、明石家さんまが行う食事会の常連だったという。「あの笑い声聞くだけで幸せになるじゃないですか。本当に周りを明るくされる、温かい光を持った方でした」と振り返った。

急死を受けて「私もそうですけど、皆さんまだぼうぜんとしている感じでした。実感がなくて」と悼んだ。「でも(師匠の笑福亭)鶴瓶さんの弔辞がすばらしかった。思い出話を3つ4つされて」と明かした。