ダウンタウン松本人志(59)が、19日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演し、この日の放送でレギュラーコメンテーターを卒業した。

番組によると、松本の出演回数は420回、取り扱ったニュースは2742本、共演者は431組、ロケ回数4回だった。共演回数のトップは指原莉乃、2位ヒロミ、3位古市憲寿だったという。

松本はこの日の放送のエンディングで、およそ10年間出演してきた番組を卒業する心境を語った。放送内で語られた自身の発言がネットニュースとして報じられ、本意が伝わっていないことからストレスが蓄積したことについて言及。また、裏番組と世帯平均視聴率で比較されることについても触れた。視聴率については、13歳から49歳までのファミリー層の個人視聴率を指す「コア視聴率」で自身が出演する「ワイドナショー」が好調だった点を強調した。

今月6日に行われたフジテレビの4月期改編発表会では、松本が「ワイドナショー」のコメンテーターを3月いっぱいで卒業し、4月からスタートするタレント中居正広(50)との新番組「まつもtoなかい」に出演することが伝えられていた。

改編発表会では「『まつもtoなかい』はワイドナショーをやめてまでの意気込みで臨むということです」と松本のコメントが代読された。その後、中村百合子編成部長は松本について「3月いっぱいでのご卒業となります。東野(幸治)さんにMCを引き続きお願いしている。コンセプトそのままに刺激的な面白い番組を続けられたら」と話していた。

同番組は「普段スクープされる側の芸能人が、個人の見解を話しに集まるワイドショー番組」がコンセプト。松本は深夜番組として始まった13年10月からレギュラーコメンテーターとして出演。昨年4月からは隔週出演となっていた。