俳優永瀬正敏(56)が31日、都内で、主演映画「GOLDFISH」(藤沼伸一監督)初日舞台あいさつに登壇し、撮影現場を振り返った。

自身もパンクバンドをしていた時期があるという永瀬は「中学生の時にコピーバンドを…(当時)ギターをやりたかったんですけど、誰よりもリズムがずれていってしまってすぐクビになりました。久々のリベンジをやらせてもらえました」と笑顔を見せた。

同作では、デビュー42周年を迎えたパンクバンド「亜無亜危異」のギタリスト、藤沼伸一が監督に初挑戦した。撮影から公開までおよそ2年の歳月が経ち「この年になると年々、何が起こるか分からないので無事に公開できてうれしい」と笑顔で話した。

さらに自身をモチーフとした永瀬に「家で勉強されたんだと思う。すぐ現場で弾けていました。僕の長年のギター歴はどうなっているんだと思って」と永瀬のライブシーンを絶賛した。

藤沼監督の初監督に永瀬は「いろいろ勉強されたらしいんだけど、それだけではない作り方、スムーズな回し方に演者チームは安心して現場に立てました」と話し、藤沼監督は「スラムダンクの安西先生みたいな感じでやろうかなと。みんなの良い演技を引き出せたらなと思っていました」と振り返った。

北村有起哉(48)渋川清彦(48)増子直純(56)松林慎司(47)も出席。