俳優豊川悦司(61)が2日、フジテレビ系「ボクらの時代」(日曜午前7時)に出演し、「できることなら子どもを産んでみたい」という理由を明かした。

病院や区役所などで、芸名で名前を呼ばれるかもしれないとドキドキすると明かし「病院で名前を呼ばれて『ハイ』って言わずに帰ったこともある」と笑わせた。私生活と仕事は混ぜたくないと明かし「できれば明かしたくないし、こういう仕事も受けたくない」と苦笑いした。

「トヨエツと言われるのが嫌で名前変えてやろうか、役者辞めちゃおうかと思ったこともあった」と振り返った。続けて「昔、現場でトヨエツと呼ばれ続けることがあって受け入れて、今は自分にとっては名誉なことだと思えるようになりましたけど」と話した。

俳優の道を父には大反対されたといい、「父は売れてからでも『もう十分気が済んだろう。辞めろ』という感じ。嫌だったのかな」と苦笑い。「20年くらいたつと言わなくなりましたけど、自分がこういう仕事しているのは自分の父親の血なのかなとも思う」。

豊川は「娘が女優になりたいと思ったら?」と聞かれると「応援すると思いますよ。ただジュニアだから、2世だからと成功するわけではないので、今出ている人はその人がすごいだけで、なかなか厳しい世界ですよね」と語った。

コロナ禍ではサーフィンをしていたといい「俳優さん、ミュージシャンで趣味にしている人多くて海で会うけど、話題は日焼け止め、日焼け対策」と笑い「海にいると、人間は海が由来なんだと思う」と語った。

さらに、この日ともに出演した片岡愛之助が「それはお母さんのおなかの中の感じじゃない?」と言うと「ボクらは妊娠できないけど、子どもを生んでみたい」と驚きの発言。「父親って親なんだけど役割が違うじゃない。妻と娘を見ていると、どうしても俺が立ち入れない領域があるような感じがしていて、できることなら(産んでみたい)」と語った。