ピアニストの上原ひろみ氏が8日、ブルーノート東京で、映画「BLUE GIANT」ティーチインイベントにシークレットゲストとして登壇し、観客は大歓声だった。
上原氏は同作の音楽を手がけ、劇中で主人公たちが結成するトリオ「JASS」のオリジナル楽曲とエンドロール曲も同作のために書き下ろした。
2月17日の公開から動員数79万人、興行収入11.8億円を突破。この日のイベント133席の2回公演の座席は1分を持たずに完売。この日のイベントの座席は予約開始後1分もたずに完売となり、上原氏は「この映画がここでかかると聞いて、とても大切にしているクラブなので、映画のモデルになったということで、ここで上映されることがうれしくて仕方ありませんでした」と笑顔を見せた。
さらに「私自身もこの映画がかかるのならばぜひ1曲弾かせて欲しい」と劇中曲「BLUE GIANT」をサプライズ披露し、観客はスタンディングオベーションだった。
立川譲監督は同曲が生まれた瞬間に立ち会ったと明かし「まだ楽譜に何もない状態のところに上原さんが書いていくんですけど、尋常じゃなく早く書いていく。音楽って頭の中で生まれているものだと思うけど、そのアウトプットする場面に立ち会えたことがうれしかったし、紙の上に表現出来ることがうらやましい。音楽の力、即興性をうらやましく感じて、僕も吹けるようになりたいって思いました」と振り返った。
集まったファンに上原氏は「本当に何度も劇場に足を運んでいただいたという話も聞いて、感謝の気持ちしかないです」。立川監督も「この聖地で上原さんの演奏を聞くことが出来て、自分の中の物語が1個達成したような感覚で楽しかったです」と喜んだ。
同作はシリーズ累計1100万部突破の大人気漫画が原作。世界一のジャズプレーヤーを志して、高校卒業を機に仙台から上京してきたサックス奏者の宮本大が、同級生のドラマー・玉田俊二、すご腕ピアニストの沢辺雪祈とともにバンド「JASS」を結成し、演奏に打ち込む青春を描いた。



