タレントの香取慎吾(46)が26日、個展「WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」(6月18日まで、グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル イベントラボ)開催中の大阪市内でインタビューに応じた。

東京を皮切りに、大阪、福岡、石川、福島と回るツアー。大阪展開催前には「頻繁に遊びに行くんで、見かけたら声をかけて」と話していたが、実際は「全然来れてなかったんですよ」と苦笑い。昨年、東京・渋谷のヒカリエホールで行われた東京店には暇ができれば顔を出していたこともあり「コンサートと違って、作品だけが行って朝から夜まで開かれてるのが不思議。本当にお客さんが来てくれてるのかなってSNSでチェックしてます」。開始から1カ月がたって、ようやく大阪入りが実現し「やっと来れてホッとしてます」と笑った。

仕事が忙しすぎて来阪できなかったというわけではないそうが、4月30日には「ダウンタウン」松本人志と中居正広がMCを務めるフジテレビ系「まつもtoなかい」に初回ゲストとして出演。「インパクトのあるお仕事させてもらってますよね。いまだに毎日言われます」と周囲の反響は大きかったといい、「想定内と言えば想定内。それだけの覚悟で挑んだんで。行くか行かないかでこんなに悩んだお仕事もないです」と振り返った。

オートレーサーの森且行も先日、映画の舞台あいさつで「チャンスがあれば仲間に会いたい」と香取の個展を気にしていたが、香取は「森君とは選手としての規定があったりで、なかなか会えてないですね。連絡はちょくちょく取ってるんですけど」と来場を心待ちにした。

一方で、草なぎ剛と稲垣吾郎については「あの2人はちょっと怪しい。Abemaの番組で一度、ヒカリエに来たんですよ。僕も一緒に回って。それで済ませた感がある。個人的に見に来る行動は取らないっぽい。ファンの方も多いのでプラっと見に来れないのもあるかもしれないですけど」と語った。

個展では18年にパリ・ルーブル美術館で開いた自身初の個展や19年の「BOUM!BOUM!BOUM!香取慎吾NIPPON初個展」で展示された作品と、今回に向け新たに描いた作品が半々ずつ展示されている。現在もどんどん作品を描き続けており、次回開催予定の個展では「全作新作を展示するつもりです。ライブでも新曲ができると歌わない曲が出てきますけど、今回展示されている作品もしばらく見れなくなる」という。