萩原利久(24)とFANTASTICS八木勇征(26)が31日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた「劇場版 美しい彼~eternal~」(酒井麻衣監督)祝ギャラクシー賞受賞! 記念イベントに登壇し、4月8日に同所で行われた公開記念舞台あいさつ以来の再会を、ファンと喜び合った。

「劇場版 美しい彼~eternal~」は、本屋大賞2020を受賞した、作家の凪良ゆう氏のBL小説を原作に、21年11月からMBSドラマ特区枠で全6話で放送されたドラマの映画化作品。この日の舞台あいさつは、シーズン1が第59回ギャラクシー賞でマイベストTV賞第16回グランプリを受賞し、今年2月から放送のシーズン2も、第17回グランプリと、2年連続のグランプリに輝いたことを記念して開催された。

平良一成役の萩原は「4月8日は、つい、この間のよう…あっという間。2連覇と言って良いのかな? ビックリした。また、賞をいただけたのは名誉なこと。ドラマが、どちらも賞をいただけたのは、モチベーションになるし、この上もない喜び」とファンに感謝した。清居奏役の八木も「すごく久しぶりに登壇したのは、受賞させていただいての記念。久しぶりに利久と合わせてくれて、ありがとうございます。僕と利久を応援してくれたら、うれしい」とファンに呼びかけた。。すると、萩原はさらに「本当に皆皆皆皆さまのおかげでいただけた賞! 私は、本当に何もしていません。本当にありがとうございます、という気持ちで」とファンに感謝の言葉を繰り返した。

「美しい彼」は、無口で友達もいないクラス最底辺“ぼっち”平良が、圧倒的に美しく、そして冷酷、クラスの頂点に君臨する人気者“キング”清居に一目で恋に落ちる。高校を卒業し紆余(うよ)曲折の末、恋人同士になった平良と清居は、平良の家で幸せな同居生活をおくっていた。大学卒業が近づき、人気カメラマン・野口のアシスタントとして働きはじめた平良は、プロの仕事を目の当たりにし、俳優として活躍の場を広げる清居の邪魔になりたくないと、清居との距離を少しずつ置くようになっていく。「清居は神様」であり尊い存在としか考えられない平良と、平良と対等な「普通」の恋人になりたい清居は、お互いを想い合いながらも、少しずつすれ違ってゆく。

萩原と八木は、ドラマと映画の中の世界のように互いを褒め合った。八木が「利久、こんなに細身なの(服)あまり着なくない?」と聞けば、萩原は「何を着ても美しくなってしまうんだね、あなたは…今日も足、長いし、顔面、美しいし、スタイル良いし…」とほめ殺しした。

舞台あいさつの最後に、萩原は「去年のイベント含め、皆さんの前に立つ機会は少なかった。シーズン1から1年半ちょっと? たびたび、皆さんの前に立てるのが夢のような、すてきな時間。僕の周りでも、知らなかった人が最近、見てくれるのがあった。皆さんが話してくれたり、勧めてくれたり、発信してくださったからこそ、どんどん作品が届いてるのを新たに、別の所で実感。皆さんの力を日々、感じていました。本当に、いつも、いつもありがとうございます、という感謝の気持ちでいっぱい」と再び、感謝。「しゃべり尽くしたような気も、まだ話すことがあるような気もある不思議な気持ち。僕達チームから言えるのは、本当に本当に見てくださり、愛してくださり、ありがとうございます」と言うと、帰り際に客席中央を疾走し、ファンと近くで触れ合い、八木も続いた。