演歌歌手岩本公水(48)が5日、秋田県・羽後町で毎年恒例の田植えを行った。米作りは今年で25回目を向かえる。

田植えは、機械を使わない、昔ながらの方法の手植えで、この日のために作ったというオリジナルの「公水(くみ)こまち」Tシャツに長靴で登場。

岩本は、「去年より明るく楽しい感じがしましたし、なかなか上達しています。絶対おいしく育つと思います」と力を込めた。

デビュー翌年からの始まった恒例イベントは、実家でもあるの秋田県羽後町で毎年開催。収穫した米は本人の名前にかけ「公水(くみ)こまち」と命名。地元との交流も目的として行ってきた。

地元ブランド米「あきたこまち」を田植えから収穫まで岩本が手がけ、本人の楽曲「浮草の舟」を聴かせ育てるという。

横手市の発酵文化大使でもある岩本は、田植えを終えると、素材にこだわったお手製みそ「いわもとく味噌」も振る舞った。

「かなり熟成されていると思います。地元の皆さまに最初に食べてもらいたかった」と満足し、「今日植えた苗に負けないように、私も成長していきます。実りの秋に向かって頑張りたい」と笑顔を見せた。

7月には新曲をリリース。9月10日には地元秋田でディナーショーを予定している。