宝塚歌劇団は7日、上演を取りやめている兵庫・宝塚大劇場での星組公演「1789-バスティーユの恋人たち-」について、中止期間を15日まで延長すると発表した。

劇団では「再度の公演中止期間延長となり、ご観劇を心待ちにしておられたお客さまには、ご心配とご迷惑をおかけしますことを心よりおわびいたしますとともに、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます」とした。

16日以降の公演実施については、14日午前中までに決め、発表するという。

同公演をめぐっては、出演者複数の体調不良者が出たことから、初日2日の開演時間を2時間半遅らせて開幕。だが、翌3日に「出演者に体調不良が判明し、公演実施が困難なため」として、同日の午前、午後2公演を中止。その後、8日までの公演を中止すると発表していた。

今公演は、星組トップ礼真琴が、フレンチ・ミュージカルの大作に臨む話題作で、宝塚では15年月組以来、8年ぶりの再演として、注目されている。