20周年を迎えたNEWSの増田貴久(37)に先日インタビューする機会があった。

「まっすー」の愛称で知られるこの人は、さらっとした受け答えの中にも人柄がにじんで、伝え聞く好感度の高さを実感した。

13枚目のアルバム「NEWS EXPO」の9日発売と19日からの20周年ツアー・スタートを控えているうえに、主演ドラマ「ギフテッド Season1」(フジテレビ系、12日スタート)の収録も重なって、忙しさはピークに差しかかっている。

そんな中で「ギフテッド-」で共演している美 少年の浮所飛貴(21)は、その気配りを明かしている。

「やっぱり増田クンは現場の空気をつかむ力がすごくて、飲み物や食べ物の差し入れとか、ドラマのTシャツとかを作って配ってくださったりして。おかげでみんなまとまってます。増田クンのとりこです!」

が、本人は「気配りの人」と言われることにこそばゆさを感じるようで「浮所は、宇宙人みたいで(16歳上の)僕と共演してもまったく緊張感がない(笑い)。でも、一緒に現場の空気を温めて一体感を作ってくれてます」と照れくさそうに話した。

自身のイメージについて「本来の僕より良く思ってもらっている気がしています」と笑う増田は、昨年出演したトーク番組「トークィーンズ」(フジ系)での「集中砲火」を振り返る。

「トークィーンズ」は、指原莉乃、いとうあさこら「最強女性軍団」が、ゲストの男性タレントの素顔をあぶり出すバラエティー番組だ。「女性のヒールの中を見て汚れていると幻滅します」と、自身のもうひとつの特性でもある潔癖性ぶりを明かした増田は、番組内で「ホント、デリカシーのない男だわ」と女性軍団から言われ放題となった。

放送後は「まっすー芸能人として損したかも」などの声もあったが、多くのファンからは「安定のまっすー節だった」「これぞまっすー!」という好感コメントが圧倒的だった。本人は自身のイメージを修正するつもりもあったのだろうが、批判の嵐にめげない姿は、かえって好感度を高める結果となったようだ。

この番組を見たNHK・BSプレミアムの担当プロデューサーからドラマ「イヤなイヤなイヤな奴」の主演を依頼されるおまけまで付いた。

NEWS20周年については「いろいろあったランキングでは1、2を争うグループだと思います。どうしようもなく落ち込んだ時期があったことも確かです。でも、今ではみんな笑い話にできます。NEWSで良かったとつくづく思っています」と明かす。

自身の原点はJr.の時に初めてステージに立ったKinKi Kidsのコンサートだと言う。

「同じ時間、同じ場所に同じ目的でこんなにたくさんの人が集まっている! あの驚きがずっと心の中にあるんです。僕らのステージでは、自分たちがその目的になっているわけで、それは重いです。責任を感じます」

この責任感が根底にあるから好感度男のイメージはぶれないのだと思った。【相原斎】