堺雅人(49)が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「VIVANT」最終回が17日、放送される。放送を前に、同ドラマの飯田和孝プロデューサーが各話の注目ポイントを語った。後編(第6話~第9話)を紹介する。
▼第6話「薫の意味深な発言」
薫が乃木に「私のこと好きなんですか?」という縁側のシーンがありますが、その前の会話、薫さんの表情がとても意味深なんです。僕の知らないストーリーがあるのではないかと疑ったぐらい(笑い)。もしかしたら監督が教えてくれていないストーリーがあるかもしれません。
バナナナイフのシーンは、男の子の憧れが詰まったようなカットでした。宮崎(陽平)監督にとってもこだわりのシーンだったようで、現場では入念な打ち合わせがなされていたようです。実は、10日19時から放送した生放送のセットにも、バナナナイフがあったのをお気づきでしょうか? セットに入るなり、宮崎監督が「見てください見てください」と無邪気に寄ってきたのを覚えています(笑い)
▼第6話「ドラムボイス誕生秘話」
ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)の手術の無事を祈るドラムの姿は印象的ですよね。ちなみにドラムの声については、最初から女性の声にすることは決まっていました。普通の声にするか、色っぽい声にするか、いろいろとアイデアが出る中、では実際に誰にお願いしようという話になった時、さまざまな役を演じ分けていらっしゃる声優、林原めぐみさんにオファーをしてみたんです。
監督には「このドラマを世界に発信するなら、世界的アニメである『エヴァンゲリオン』や『カウボーイビーバップ』の声を担当している林原さんの声が必要です!」とプレゼンしました。ご本人も、ドラムのキャラクターや、何よりこの「VIVANT」を面白がってくださり、お引き受けいただきました。本当に感謝しています。今でも、誰の声と言わず、現場で林原さんの声を出した、最初のドラムのシーンのリハーサルは、鮮明に覚えています。「この声って…ですよね」というスタッフの列が(笑い)
▼第7話「乃木と野崎の2人だけがわかる会話」
バルカ共和国へ向かう飛行機の中での乃木と野崎の会話は、乃木が別班だということが分かっていながら交わされる高度なやりとりです。そして乃木の「あなたは鵜群の一鶴、眼光紙背に徹す」というメッセージも、野崎にしか分からない。空港で乃木は野崎に「僕は○○○○社との商談があります」と言って去りますが、わざわざ伝えた○○○○社の意味とは…?
▼第7話「野崎のスマホに送られたメッセージとは」
別班がノコル(二宮和也)と接触するため、ロシアの反政府組織を道中で襲い、その遺体を隠した小屋があります。そこに野崎とチンギスもたどり着くわけですが、ここで発信機の付いた薫たちの写真を見た野崎が、スマホを見るんですよね。そこにはいったい何が書いてあったのでしょうか。
▼第8話「乃木の特技がカギ!」
手で重さ量ることができる乃木の特技は、第1話でジャミーンがパンを作るシーンで披露され、第8話ではヤスダ(音尾琢真)の悪事を暴きました。この特技を第1話のジャミーンとの何げないシーンでやっていたことで“後付けではない”ということが分かっていただけたのではないでしょうか。
▼第9話「善悪を判断できるジャミーンの存在」
ベキの告白で、乃木がジャミーンに助けられた家が、実は自分が生まれた家だったと分かるところは、僕はこのドラマで1番好きなシーンかもしれません。この運命がつながった瞬間は、事前に知っていながらも、映像を見て鳥肌が立ちました。ジャミーンの存在にも、いろいろな考察が出ていますが“人の善悪を判断できる”彼女の存在は、最終回に生きてきます。
▼第9話「山本以外の日本のモニター」
第9話のラストで、乃木に撃たれて死んだはずの別班員たちが生きていたという事実が判明。あの証拠映像を送ったのは“日本のモニター”とされていますが、これは果たして誰なのでしょうか。最終回で明かされますので、皆さんぜひ予想してください。第1話から第9話をよく見れば、この人物だというのは分かるはず。むしろ、この人物がテントのモニターだと仮定すると「なるほど確かに!」となると思います!
ついに最終回を迎える、壮大な物語の見どころを飯田Pは「このドラマは“憂助が愛を探す冒険の物語”です。愛を知らない乃木が、薫と出会って愛を知り、そして父親のベキにもその愛が向けられ…そうした乃木の思いがどういう結末を迎えるのか、最後にどういう愛の形を示すのかは1つの見所となっています」。
続けて「最終回ではまた漢文の言葉が出てきます。その言葉の意味と、ドラマ全話を見ていただければ、必ず1つの結末にたどり着くことができると思います。とても愛のある結末を想像できると思います。そして、考察を楽しんでくれている皆様、そんなものはどうでも良いとすら思えてしまうシーンがドーンと待ち受けています。出演者の皆様も、口にしていますが“家のテレビが壊れてしまうんじゃないかという豪華なシーン”を是非楽しみにしていただければうれしいです」とアピールした。



