主演吉岡里帆(30)、恋の相手役を永山瑛太(40)が務めるカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「時をかけるな、恋人たち」(火曜午後11時)が10日からスタートする。このたび、時をかけてくる恋人たちの役で登場するゲストで、序盤の第1話~第3話に出演するバラエティーに富んだ豪華キャスト陣の面々が判明した。
10日放送の第1話では23世紀人の青年・横井大知を演じる泉澤祐希(30)、令和のミュージシャン綿谷ジュンを演じるドラマ初出演となるシンガー・ソングライター吉澤嘉代子(33)が登場する。
17日放送の第2話では、生徒との許されない恋に悩みながらも過去に逃避行してきた高校教師・西キョウカを演じる鳴海唯(25)と、担任へのけなげな恋を守ろうと必死に大人ぶる少年・古市ヒロキを演じる南出凌嘉(18)が登場する。
24日の第3話では、令和のホストに本気の恋をしてしまう23世紀のカタブツ女子・水無瀬チサを演じる清水くるみ(29)、ホスト永遠を演じる吉村界人(30)が登場する。
◆ゲスト出演者コメント
▼泉澤祐希(横井大知役)
--役柄について
「23世紀の未来人、タイムトラベラーです。非常にそそられるキャラクター設定で、それだけでやりたい! と思いました。未来人と言えども人の心はあるわけで、甘く切ないストーリーになってます」
--1話の見どころ
「吉澤さん演じるジュンの歌声が素晴らしく、聞き入ってしまいました。さらに、未来人たちの衣装や持ち道具、セットなど、とてもこだわって作っていて、見て回るのが楽しかったです。基地などにちりばめられているこだわりを是非探してみてください」
--意気込み
「第1話から伏線が張られていて、最終話でそうだったのか、と最後まで楽しめる脚本になっています。現代人と未来人の許されぬ恋の行方はいかに! 是非お楽しみください」
【吉澤嘉代子(綿谷ジュン 役)コメント】
--役柄について
「シンガー・ソングライターのジュンは、路上で歌っていたかつての自分と重なります。撮影中は泉澤さん演じる大知の熱い言葉に、本気で切なくなってしまいました。未来人ではなかったけれど、私にも大知のように応援してくれる人たちがいて今も歌えてるんだなとしみじみ振り返りました」
--ドラマ初出演
「ドラマで役をいただくのは初めてだったのでガチガチに緊張していましたが、監督の山岸聖太さん率いるトキコイチームの皆さんが終始和やかな雰囲気をつくってくださっていたので全部楽しい思い出です。素人の私が言うのも烏滸がましいですが『おもしろいドラマをつくってる!』という気持ちが1つになった素晴らしい現場でした。撮影中、業界用語にポカンとしていると横でさりげなく教えてくれる里帆ちゃんの存在がずっと心強かったです」
--自身の曲「ゼリーの恋人」から派生し、劇中で上田誠さん作詞、作曲・吉澤さんで「ゼリーな恋人」として登場
「『ゼリーの恋人』は過去にリリースしたアルバムの中の1曲だったので、台本を読んだときは『マニアックだな!』とびっくりしました。この曲のモチーフが未来人の設定などにも組みこまれていて、上田さんが『ゼリーの恋人』を大切にしてくださっていることが伝わりました。とびきりのスポットライトを当ててもらえて曲が報われます」
--第1話の見どころは?
「基地のセットや小物、演者の皆さんのヘアメークや衣装が、細部までとってもかわいいです。上田さんの歌詞にメロディーを載せた新曲(?)『ゼリーな恋人』も心をこめて歌いましたのでお楽しみに!」
--最後にメッセージ
「おかしくて切なくて、おかしさ満点のドラマがとーとーやってきます! 大好きな人たちが集結しています。秋の夜長にぜひごらんください」
【鳴海唯(西キョウカ役)コメント】
--役柄について
「未来で高校教師をしている際に生徒と駆け落ちをして、現代に逃げてきてしまうという役どころだったのですが、SF×ラブストーリーという、全く新しいジャンルへの挑戦だったのですごくワクワクしました。タイムボードに乗って、タイムトラベルをして過去に逃げてくるシーンの撮影など、とても楽しかったです。また、教師役も初めてだったので、実際の教師の友人に話を聞いたりしながら、役作りをするのもとても貴重な体験でした」
--教師と生徒の禁断、そして、時までもかけた許されぬ恋。演じる上で意識したことは?
「未来では、キョウカはかなりの重罪をおかしているけど、そこまでして、生徒のヒロキと一緒にいたいと思った彼女にしかわからない、孤独や心の葛藤に寄り添って、演じられればいいなと思いました」
--第2話の見どころは?
「キョウカとヒロキの未来から令和に駆け落ちしてきた禁断の2人の恋の行く末はどうかなるのか、そしてそれに伴い変化していく、現代人×未来人の恋模様にもぜひ注目していきたいです」
--最後にメッセージ
「タイムパトロール・ラブコメディーという全く新しいラブストーリーではあるものの、恋愛においては未来でも過去でも変わらず、皆さんに共感していただける部分が、たくさんあると思います! ぜひ、ワクワクキュンキュンして、楽しんでいただけるとうれしいです」
【南出凌嘉(古市ヒロキ役)コメント】
--役柄について
「ヒロキは少し家庭環境が複雑でそれを救ってくれた先生を好きになって、恋に盲目になってしまう男の子です。今まで演じさせていただいたことがない役柄だったので、演じていて楽しかったです!」
--演じるうえのでの意識
「ヒロキを演じるにあたって、先生との恋に、自分では若く無力で何もできないという悔しさを表現できるように、先生と一緒にいたいという思いから強がっている姿なども表現できるように意識して演じました」
--第2話の見どころ
「先生と生徒の許されない恋。未来から時空を超えて令和にやってきた2人の愛の行方が気になる物語です」
--最後にメッセージ
「笑って泣けるすてきな物語になっていますので、ぜひ一人でも多くの方にご覧いただきたいです!お楽しみ!」
【清水くるみ(水無瀬チサ役)コメント】
--役柄について
「チサは未来人なのですが、永遠や周りにそれを隠して現在にいるので、あまり未来人ぽい役作りは意識しなかったです。それよりも、初めて永遠に一目ほれた感覚や、ピュアに彼を想う気持ちを大事に演じました」
--第3話の見どころ
「本当にアットホームな現場で、とても楽しく撮影させていただいたのですがパトロール基地のみなさんが本当に面白くて楽しくて!カットかかった瞬間に吹き出しちゃうシーンが多々ありました!笑い。3話は永遠とチサのピュアな恋愛を間近にして、廻と翔の関係性にも変化があるかも!? という回なので、ドラマの主軸の部分もわたしたちの恋模様も、両方に注目していただけるとうれしいです!」
--最後にメッセージ
「こういうラブコメみたかった!と、わたしもいち視聴者として、とても楽しみにしています!きっと、あっという間の30分です!是非みてください!」
【吉村界人(永遠役)コメント】
--役柄について
「自分は割と地味な人間なので、こういった派手な人柄は難しかったですが、ホストとしてのサービスと好きな女性といる心のはざまに常に居続けようと努めました。現場では勝手ながら、吉岡さんと永山さんにドラマの自由度を教わりました」
--第3話の見どころ
「タイムパトロール隊と夜の歓楽街やホストのギャップがとてもある中でも、普遍的な疑問に全員で真っ向に直面する様がとても面白いと思います」
--最後にメッセージ
「翔のセリフにある『恋に落ちるのに、理屈はない』という、青くさいけどすてきな言葉が皆さんに刺されば本望です」