杉良太郎(79)が9日、東京・千代田区の東京国際フォーラムで開催された「第63回全国矯正展(全国刑務所作業製品展示即売会)」のオープニングセレモニーに参加した。

杉は1960年から全国の刑事施設訪問をスタート。96年に「名誉矯正監」となり、08年に「特別矯正監」、そして19年に「特別矯正監」を法務省から永久委嘱されている。矯正監は刑務官の中で最上位にあたる階級。

あいさつで「私は15歳から刑務所に関わってきた。役所の仕事で代わり映えしないなというところも多々あるが、受刑者には時代に合った物を作ってもらう。いい物で安くないと価値がない。ハッキリ言って、役所はまだまだ時代遅れなところがある」と苦言を呈した。

法務省矯正支援官の桂才賀、コロッケ、女性デュオPaix2(ペペ)の井勝めぐみ、北尾真奈美、そして警察庁特別防犯支援官の山崎怜奈も参加した。

出品数は約4万3000点。10日まで開催。