慶大特任准教授で実業家の若新雄純(わかしん・ゆうじゅん)氏が28日、TBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)で、15年前に当時16歳だった女子高生との交際していたと「週刊新潮」に報じられた問題について謝罪する内容のコメントを寄せた。

たびたび同番組に出演しており、同番組の取材に文書で回答したもの。

文書は「サンジャポファミリーのみなさま、」と始まり「週刊誌報道の件でご迷惑をおかけして申し訳ありません。」とまず謝罪した。

続けて「僕が大学院生時代、高校生と交際していたことは事実です。記事には事実ではないこともありますが、僕が人間的に未熟で、当時関わった人たちのことを大切にできていなかったんだと反省しております」と交際を認め、反省の思いを伝えた。

さらに「また、今後の僕の活動や発言について、『こういう過去のあった人だよね』と見られることもあると思いますが、仕方のないことだと思います。それが、過去というものを蓄積していく人間の重たさであり、だからその言動に注目や責任が伴っていくことを痛感しています」と、これからの活動にも言及。「細かな弁明の前に、何年前の話だとしても同じ人間の引き起こしたこととして、まずは謝りたい気持ちです。不快な思いをされたみなさん、本当にごめんなさい。若新雄純」と結んだ。

25日発売の週刊新潮は、若新氏が大学院生だった約15年前、当時16歳だった高校2年生と“半同棲生活”をしていたなどと報道。それをうけ同日、若新氏はX(旧ツイッター)を更新し、「事実です」と認め「当時をふりかえり、自分の人間的な未熟さや至らなさを反省しています」などと謝罪した。

若新氏は慶大大学院修了。コミュニケーション論などを研究し、現在、株式会社NEWYOUTH代表を務めるなど多様な形態の会社を経営している。近年、「TVタックル」のほか、TBS系「Nスタ」、テレビ朝日系「ワイド!スクランブル」などでコメンテーターを務めるなどしている。

若新氏はカンテレの情報番組「LIVEコネクト!」にも出演しているが、25日に行われた関西テレビの定例会見で、同局コンテンツ統括本部長を務める喜多隆専務取締役は「きっちりと説明されて、それ以上のことは出ていない。テレビに出られない方になったとは考えていない」と述べ、現時点で出演取りやめなどの対応はないとしている。