実業家の堀江貴文氏(51)が10日放送のTBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)にVTR出演。著名人の名前を使った投資詐欺について言及した。

番組内では、「堀江貴文」を名乗るアカウントにだまされた被害男性が1900万円を失ったとする実例をVTRで特集した。実際の勧誘文面を見せられた堀江氏は、意外に丁寧な文体にツッコミを入れ「その辺はまだへたくそだよね、どうせ詐欺するなら、もっとなりきればいいのにね」と語った。

さらに自身の「逆被害」についても言及した。堀江氏はVTR内で「フェイスブック」などを運営する「Meta」社に対して詐欺広告を消すように要求していたという。「シンガポールのデータセンターにある、AI判定システムみたいなもので判定してます、みたいなことを言うわけ。ポンコツAIなんだよ、それが。すごい無数の人たちが『これ詐欺広告ですよ』みたいな申請出しているのに、『これは大丈夫です』みたいな反応をずっと返していたんだって」と打ち明けた。

そして「ウチもそれで返されたし。あいつら絶対分かってるよ。明らかにおかしいもん」と語気を強め、詐欺広告の余波についても語った。「3日前ぐらいからほとんど広告が出なくなったと思うんですよ。今度は俺に被害が出始めた。僕が出している、僕がオーナーの会社の広告が表示されなくなったんですよ」「AIがこれは詐欺広告かもしれません、みたいな。売り上げが10分の1くらいになっちゃったもん、俺の広告、みんな詐欺みたいになっちゃって。スーパー迷惑ですよ」と明かした。