宮崎吾朗氏が監督を務めた「アーヤと魔女」が15日、日本テレビ系「金曜ロードショー」(午後9時)で放送され、平均世帯視聴率が6・8%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・6%だった。

前回はNHK総合で放送され、民放テレビでは今回が初の放送となった。

宮崎駿監督の映画「ハウルの動く城」の原作を書いた英作家のダイアナ・ウィン・ジョーンズが書いた児童向け小説の長編アニメ化を宮崎駿監督が企画。同作はジブリ初のフル3DCG作品で、孤児の少女が魔女との出会いで始まるファンタジー。寺島しのぶ、豊川悦司、濱田岳、平澤宏々路らが声優を務めた。

あらすじは、「子どもの家」で暮らす10歳のアーヤは、みんなを自分の思い通りにして快適に暮らしていた。そんなある日、派手な女と長身の男に引き取られることになった。魔女のベラ・ヤーガだと名乗る女に、アーヤは自分がおばさんの助手になるかわりに、魔法を教えて欲しいと取引。しかしベラ・ヤーガはこき使うばかりで、アーヤは魔法を教えてもらえなかった。生まれて初めて“思い通りにならない”壁にぶつかったアーヤは、黒猫の力を借りて反撃を開始する。

◆これまでの放送日と視聴率◆

・初放送(2020年12月30日)6・1%