今年1月に腹部の手術を受けて自宅療養中の英王室のキャサリン皇太子妃(42)が、週末に夫のウィリアム皇太子(41)と買い物に出かける姿がキャッチされた。米芸能情報サイトTMZが、英王室が経営するウィンザーにある農産物や食品を販売するファーム・ショップで買い物する夫妻の動画を公開した。「幸せそうで、リラックスして健康そうに見えた」と目撃者は話している。

カジュアルな装いの2人が、買い物袋を手に店から出て笑顔で歩く短い動画だが、キャサリン皇太子妃が公の場での様子が動画に捉えたのは術後初めてとなる。皇太子妃は、自身の母親が運転する車の助手席に乗って外出する姿が1度パパラッチされているほか、プライベートな用事で皇太子共に車でウィンザーから出る様子も目撃されていた。

ジョージ王子(10)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)は買い物に同行はしていなかったという。しかし、皇太子妃は16日に子どもたちがスポーツする様子を見学していたと英サン紙は伝えている。

一方、公務復帰は4月以降と伝えられる皇太子妃は、17日のアイルランドの祝祭セント・パトリックス・デーの恒例パレードには出席しなかった。

皇太子妃を巡っては、10日に加工された写真を公開して物議を醸したばかりで、陰謀論もささやかれる中で元気そうな姿を見せたことで王室ファンを一安心させた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)