TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)が24日、放送された。番組内でドジャースが大谷翔平投手(29)の通訳を務める水原一平氏(39)を、違法なスポーツ賭博に関与したとして契約を解除したことについて特集。米国ロサンゼルスの現地報道について紹介する場面があった。

ロスにいるTBSの記者が日本人街「リトル・トーキョー」から中継に登場。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」に掲載された「大谷の沈黙が臆測を招いている」と題されたコラムを紹介した。記事中には「フィールドで野球少年でいたいのであれば、外では大人になるべきだ。大谷自身が現在の状況について話すべきだ」という内容が書かれていたという。

ロスの現地記者は米国内のSNSにおける一般の反応について「そうした声が多いとは言い切れないように感じます」と伝えた。

米大手スポーツチャンネル「ESPN」によると、水原氏は違法な賭博で借金を作り、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)が送金された疑いがあるという。水原氏は同メディアの取材に、当初は大谷が同氏の借金返済を行ったと話したが、翌日には前言を撤回した。また、開幕戦後のクラブハウスで、選手らの前で自身がギャンブル依存症であることを告白。このような報道が出ること、そして全て自分の責任であることを明かしたとしている。

スポーツ賭博は米国の38州で合法化されているが、カリフォルニア州では違法になっている。