NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~金曜午前8時)の最終回となる第126話が29日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

<あらすじ>

スズ子(趣里)のさよならコンサートが始まった。茨田りつ子(菊地凛子)、愛子(このか)らが見守る中、客席には秋山美月(伊原六花)や懐かしい多くの面々が最後の姿を見ようとかけつけた。涙であいさつするスズ子に客席からは励ましの声。照明が落ちて、静まった客席。そして羽鳥善一(草なぎ剛)のピアノ伴奏が静かにはじまった。♪東京ブギウギ~。羽鳥に作ってもらった歌を全部歌いきり、拍手と大歓声のなか、コンサートは終わった。

博多大吉が「ブギウギ」と一言。鈴木奈穂子アナウンサー「いや~、すごいラストステージでしたね。見ててゾワッ~としちゃった」と朝ドラ受け。博多華丸が「というか、すぐ始まるね、次のやつが。もうちょっと余韻をね」と話すと、鈴木アナは「私たちも久しぶりの朝ドラ受けで」とコメント。スズ子がコンサートの最後に、これまで立ち続けた舞台に口づけした指先をつけて感謝するシーンに博多大吉が「最後のあのシーンはよかったですね。あさイチが終わるときにしましょうね」。華丸が「我々はピアノを弾いています」とコメントした。

同ドラマは109作目の朝ドラで、趣里が戦後の大スターで「ブギの女王」笠置シヅ子さんをモデルにした主人公鈴子を演じた。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘が大阪・道頓堀にできた少女歌劇団へ。戦争の苦難を乗り越え、スターへと駆け上る姿を描くオリジナル作品。

主題歌の「ハッピー☆ブギ」は、ドラマの音楽担当でもある服部隆之氏が作詞・作曲。EGO-WRAPPIN’のボーカル・中納良恵、シンガー・ソングライターのさかいゆうと、趣里が歌唱。語りは「朝ドラ送り」で人気を集めた高瀬耕造アナウンサーが務めた。