乃木坂46の5期生、岡本姫奈(21)が、39枚目シングル「Same numbers」(7月30日発売)で、加入4年目で初の選抜入りを果たした。人一倍ファンとのつながりを大切にする意識の裏には、ファン時代に憧れていた元メンバーとの思い出があった。

岡本は昨年12月17日、21歳の誕生日に自身のインスタグラムを開設した。「ブログとトーク(公式メッセージアプリ)という自分から発信できるコンテンツがある中で、やっぱりもっともっと好きになってもらいたい気持ちがあって始めました」と語った。

投稿については「いまだにちょっと難しいです」と試行錯誤の日々だという。自身の近況や衣装姿などを収めたキュートな写真のほか、ストーリーズではファンからの質問に丁寧に回答。使っている化粧品やヘアケア製品なども細かく明かしており、グループのファン以外からも注目を集めた。

「1度質問コーナーを開催したら、使ってるお化粧品やヘアケアを知りたいとか、お洋服をどこで買ってる? といった質問もいただきました。昔、私も(堀)未央奈ちゃんに送っていたなって思い出しました」と頬を緩めた。

乃木坂46加入前から、グループの元メンバー堀未央奈の大ファン。今ではプライベートで会う親しい間柄となっているが、過去を振り返り「(堀が)好きだったしかわいくなりたかったので『未央奈ちゃんが使ってるアイシャドーはなんだろう』とか『この歌番組で使ってたリップはなんだろう』とか、そういうことをすごくいっぱい(考えた)。未央奈ちゃんはすごく教えてくれるんです」と明かした。

憧れの堀から受け取った優しさを胸に「自分が(昔)知りたかった情報をちゃんと発信したいと思っています」と、ファンと真摯(しんし)に向き合う。5期生楽曲「17分間」(22年)のミュージックビデオでは、メンバーそれぞれが自身の夢を歯車に記した。

「私は『誰かの憧れの人になってみたい』って書いたんです」と回想。ファンとのインスタグラムでの交流を通して「『憧れです』と言ってくださる方が増えて、すごくうれしかったです。ちゃんと夢を少しずつかなえられているんだって実感できました」と明るい笑顔を見せた。

7月5日の北海道公演を皮切りに、毎年恒例の「真夏の全国ツアー2025」が開幕。3年前に自身のファンから「選抜メンバーとしてツアーを回ろう」とエールをもらったのが印象に残っているという。

「その時には想像もしていなかったような景色が今はあります。今までと変わらずファンの方1人1人と目を合わせて、たくさん幸せな気持ちになって帰ってもらいたいし、今回は皆さんの近くに行ける回数も増えると思うので、もっと好きになってもらえるようなライブをします!」と力を込めた。

取材では何度か「もっと好きになってほしい」と口にする姿が印象的だった。ファンとともにつかんだ初選抜で、岡本の魅力がますます発揮される夏になる。【玉利朱音】