SixTONES松村北斗(30)が17日、都内で映画「秒速5センチメートル」(奥山由之監督、10月10日公開)完成披露試写会に登壇し、原作の新海誠氏(52)の言葉に感謝した。

原作は新海氏による07年公開の同名劇場アニメ作品の実写版。同氏のアニメ作品が実写化し公開されるのは今作が初。互いに特別な思いを抱きながら小学校の卒業とともに離れ離れになった主人公・遠野貴樹(松村北斗)と篠原明里(高畑充希)の18年間にわたる人生を描く。

今回が映画初単独主演となる松村は、公開を控え「初めて実写映画で触れる人がこの映画をどのように育ててくださるのが楽しみです」と胸を躍らせた。人気原作にリスペクトは置きつつ、「アニメーションだから描けるものと生身の人間だから描けるすばらしさがあって。そこで生まれる違いにきっと感動していただけるんじゃないかなと思います」と願った。

イベントには原作でアニメ監督の新海氏もサプライズで登場。「アパートの一室で見よう見まねで作った」原作アニメには後悔にも似た強い愛着があり、映画の試写を鑑賞し「見ているうちに何だかよく分からない涙が出た」と強く心を揺さぶられたという。自分の中でもつかみきっていなかったキャラクターの輪郭を松村と、ヒロインの高畑充希(33)の演技でよりはっきりと感じたと言い「自分が原作なのに泣かされてしまった。みなさんも期待して見て欲しい」と太鼓判を押した。

松村は新海氏の言葉に「原作がある以上、原作者の方にとって良い映画であることが必要な要素というか大切にしたい物。やっと安心して、100%の気持ちで、次はお客さんに向けて1歩進めるようなお言葉でした」と頭を下げた。