昨年9月29日に老衰のため90歳で亡くなった、アニメ「ドラえもん」のドラえもん役で知られた声優で俳優の大山のぶ代さんをしのぶ会が29日、都内で開かれた。

囲み取材に応じた声優水田わさびは「私は新人の頃にありがたいことに共演させていただいたので、マイクの前に立つ大山さんに久しぶりに会えた感覚でした。やっとごあいさつができた。胸がはち切れそうなくらい、いっぱいです」と振り返った。

2005年から大山さんに代わってドラえもんの声を担当し「とてつもなく大きくて太いバトンを受け取ったけれど、先輩たちが26年かけて絶対に壊れることのないレールを敷いてくれていた。まだよちよち歩きですけれど、そのレールの上を1歩1歩、先輩の力を借りて歩いている感じです」とあふれる思いを話した。

役を引き継ぐにあたって大切にしていることを聞かれると「大山さんはどこに行っても子供に大人気で、元気を与えていた。私も子供たちに夢と希望、元気を与えられたら良いな」と語った。

また、「大山さんが入ってくるとスタジオの中が明るくなる。唯一無二の存在だった。ぜんぜんですけど、その明るさは意識しています」と先代を追いかける覚悟を見せた。