オダギリジョー(49)が13日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた監督作「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」公開記念舞台あいさつに登壇。9月26日の封切り後、公開3週目の反応を聞かれると「刺さる人には確実に刺さっている印象を受けています。ただ…周りの映画が強すぎちゃって、苦労していますね」と本音を吐露した。すると、出演した高嶋政宏(59)から「東宝特撮映画ファンには、メチャクチャ刺さっていますたね!」と言われ「へぇ…意外すぎる。多分、僕、特撮ファンには嫌われているはずですけど…こういうの、書かないでくださいね」と苦笑した。オダギリは00年のテレビ朝日系「仮面ライダークウガ」に主演している。
「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」は、オダギリが自ら脚本・演出・編集を務めたNHKドラマを映画化。NHKで21、22年と2シーズン、放送された。主演の池松壮亮(35)演じる狭間県警鑑識課警察犬係のハンドラー青葉一平だけに、なぜか相棒の警察犬・オリバーが酒とたばこと女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまう設定と、着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリ自身が演じることが話題を呼んだ。撮影は今年3~6月にかけて行われた。
今回の映画から参加した高嶋は、不思議なおじさんを演じた。箱の中にいる、小さいおじさんに役で「小さすぎて、虫かごの中のシーンで誰とも会っていない」と撮影を振り返った。キャラクターは、高嶋を当て書きしたキャラクターといい、高嶋はオダギリに「どの辺のところから当て書きしようと?」と質問した。
オダギリは「神秘的な変態性。変態紳士な感じ。尊い意味での」と説明。高嶋は「大河で1回しか共演したことがない。あの時に感じてもらった」と感謝した。さらに、オダギリは「友達とご飯を食べに行っている途中、駐車場に小学校の子どもが虫捕り網と箱を持ってウロウロしていたら、普通に『小さいおじさん、探しています』と、あのまんま言われた」と、自身の実体験に基づいたキャラクターとシーンだと明かした。その上で「永瀬先輩は、小さいおじさんを見たらしい。ご自宅で、ハーレーに乗っていたとおっしゃっていた」と、ある事件を解決できなかった後悔から警察犬係を辞めたフリーの記者・溝口健一を演じ、今作でも演じた永瀬正敏(59)が語ったエピソードを明かした。すると、高嶋は「僕もハーレーに乗っている」と笑みを浮かべ、客席を笑わせた。
この日は、テンちゃん役の吉岡里帆(32)トトちゃん役の森川葵(30)バイトの子役の菊地姫奈(20)も登壇した。
◆「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」 ある日、一平や鑑識課メンバーの前に隣の如月県のカリスマハンドラー羽衣弥生(、深津絵里)がやってきて、スーパーボランティアのコニシさん(佐藤浩市)が行方不明になったため、一平とオリバーに捜査協力を求めてくる。「コニシさんが海に消えていくのを見た」という目撃情報を基に、コニシさんのリヤカーが残されていた海辺のホテルに一平(池松壮亮)とオリバー(オダギリジョー)羽衣が向かう。



