俳優京本政樹(66)の母重美さんが19日に90歳で亡くなっていたことが26日、分かった。この日、京本が主演・監督・音楽の3役を務める三重県四日市市のプロモーション映像第3弾「必見!四日市3 ~帰ってきた翔~」の完成披露会見で明らかにした。
「必見!四日市」シリーズは2018年(平30)に第1弾、翌19年(令元)に第2弾が撮影。京本は“四日市の翔”という伊賀忍者を演じている。「6年ぶりということでホッとしています」という京本は、重美さんについて「19日午前2時5分に母親が亡くなりました。密葬に、幸いにも参列できました。この作品の制作発表と、息子の京本大我(SixTONES)の博多座舞台の記事を棺に入れました。喜んで見ていてくれるでしょう。僕のファンクラブの集いにも来てくれる明るい母で、明るい見送りができました」と話した。
重美さんは社交的で「芸能界の先輩の森光子さん、岩下志麻さんといった大女優の方々から、新幹線の中で『この間、お母さんに会いましたよ』と声をかけられることもありました。楽屋あいさつに行ってしまう楽しい母でした。8月3日に90歳になっていました。90歳まで、よく頑張りました。父親が45歳で亡くなりましたので倍です。(人生を)全うできたんじゃないでしょうか」と振り返った。
6年ぶりの第3弾について「この6年の間、パート3を作ろうという話があって、やる気満々で準備していたらパンデミック。コロナ禍もあって、そういう時世じゃなかった。でも、昨年か一昨年に、やっぱり僕の本業である娯楽時代劇で四日市のプロモーションビデオを作ろうと話が持ち上がった。撮れなかった時に『泗水十家店(しすいじっかてん)』という企画も持ち上がっていた」。森智広四日市市長(47)は「百貨店のように数は多くありませんが、四日市のブランド、名産品を売り出しています」と話した。
今年7月に行われた四日市ロケでは、100メートル以上の高さがある四日市港ポートビルの屋上でも撮影が行われた。「道行く人から『四日市の翔』と声をかけてもらって感慨深いものがありました。『屋上の縁に立てませんか』というオファーをいただきました。エレベーターで一番上の階まで行って、そこからはしごで屋上に上りました。強い風が吹いて揺れたんですが。なんとか撮影できました。ただ、撮影で衣装のマフラーを忘れていたのに誰も気がつきませんでした。後になって気がついたので、屋上に立っている時のマフラーはCGで制作しました。そこも、見どころですのでチェックしてください」と話した。
ヒロインのくノ一・トメちゃんには、バラエティーで大ブレーク中の福留光帆(22)を抜てきした。京本は「たまたま光帆ちゃんと、ラジオ局ですれ違って会話をしました。6年前は泉谷しげるさんがゲストだったので、今回は光帆ちゃんに頼もうと思いました。彼女はボートレース場のそばに生まれた子なので、スケジュールがよければ『3ー4のトメ』でどう、と。舟券持ってビシッと決めますが『四日市は競輪なんだがな』というせりふがかぶさります」。
町娘役の風谷南友は「6年ぶりに“四日市の翔”に会えてうれしいです。翔がニヒルで寡黙なので、私が四日市や特産品について、たくさんせりふをしゃべらせてもらいました。東京の渋谷の街に映し出される『渋谷愛ビジョン』でも見られますので、よろしくお願いします。四日市は山と海が近くて、すぐに行けるすてきな街ですね」と話した。
「必見!四日市」シリーズ第4弾について、京本は「『さらば翔』とか完結編について、おぼろげですが考えてなくもない。できるように頑張ります。大阪で生まれ、東京に住んでいて、四日市の出身でもないのにつながりができました。必殺シリーズの『組紐屋の竜』、水戸黄門の『名張の翔』、映画『翔んで埼玉』の『埼玉デューク』みたいに『四日市の翔』と言われる。応援してもらえてる実感があるので大事にしていきたいですね」と話した。



