経済学者の成田悠輔氏(40)が18日、都内で脱炭素の現在地と突破口について考える「デカボサミット 2025」にゲストとして出席した。

成田氏は「脱炭素は死んでいる、デカボは始まる前に終わっているという話をしたいと思います。脱炭素とデカボの2つの死。長期的にと短期的にの2つの死がある。地球の長い歴史で、人類が登場したのはつい最近です。地球は何回も凍りついている。20世紀にさかのぼると、温暖化より寒冷化の方が問題だった。地球がたどってきた歴史に比べると、温暖化と脱酸素なんてどうでもいいんじゃないかな。人間が考える小ざかしい雑音や愚痴みたいなものじゃないかなと思います」と話した。

そして「もう1つは、短期で考えてみても脱炭素はまずいんじゃないかと思う。アメリカとトランプ大統領、世界で一番大きな国が脱酸素に否定的。短期でも長期でも、脱炭素というものが、とてつもない危機に面している。その間くらいがいいんじゃないかと思う。日本という国は、その中で“横ばい力”を発揮して平和ボケしている。日本発の“新しい脱炭素”をつくらなければいけないんじゃないかと思う」と話した。