元フジテレビアナウンサーの菊間千乃弁護士は6日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。米軍の軍事攻撃の末に拘束され、米国内に移送されたベネズエラのマドゥロ大統領が臨む裁判の行方について、「裁判の体をなしていないのではないか」と指摘した。
番組では、ベネズエラ情勢について最新情報を含めて詳報。マドゥロ大統領は5日午後(日本時間6日未明)に移送先のニューヨークの拘置所から連邦地裁にヘリで移送され、行われた初めての公判で麻薬テロなど、自身に問われた4つの罪状をすべて全面否定し「私は無実だ。私はまともな人間で、今も我が国の大統領だ」と主張した内容についても伝えた。
ただ、主権国家に対する武力による現状変更に当たる可能性から、今回の米国の手法に対しては国際法違反との指摘も出ている。そうした中で、身柄拘束から時間を置かず裁判に突入した流れをめぐり、菊間氏は「こんな短時間で、どういう弁護士がついたのかもよく分からないですし、この状態でここまで連れてきて、無罪(になる)ということは、恐らくないだろうなと思う」と、今後の裁判の行方について分析した。
その上で「すべて仕組まれた裁判という枠組みの中に入れて、形上やるだけのところも見られるので、裁判の体をなしていないのではないかと思う」とも指摘し。「これについては、アメリカの法曹関係者の人たちも『おかしい』という声は、上げると思います」と、法曹界の立場から指摘した。
米メディアによると、マドゥロ氏の法廷での次回手続きは3月に予定されているが、長期化する見通しも指摘されている。



