女優名取裕子(68)とお笑いタレント友近(52)が、2月6日公開の映画「テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル」(白川士監督)でダブル主演を務める。

往年の2時間サスペンスを映画館で楽しむ企画の第1弾。歴代最高売り上げを誇るレジェンドナビゲーター・青池春香(名取)が、実演販売女王・長野吉江(友近)とバディを組んで殺人事件の核心に迫るというストーリーだ。

撮影期間中の楽屋は世間のイメージとは裏腹? に、友近が静かにせりふ覚えに集中し、名取がにぎやかに過ごしていたという。名取は「友近さんがすごく集中してるのに、私はお昼にこれ食べたらおいしいかなとか、これちょっと切って出したらおいしいかなとか、まかないのおばちゃんみたいなことしか考えてなかった」と、からっと笑った。

2時間サスペンスでは定番の崖のシーンも登場する。撮ったのは6月と暑い時期だった。ここでも名取は「役者さんたちみんな気持ちが途切れないようにしてるのに、私だけが早くお弁当になんないかなとか、今アイス食べたらおいしいよな。みんなも暑いだろうな、キュウリ持ってこようかなとか、そんなことばかり考えていた」という。「だから絶対女優よりね、まかないのおばちゃんのほうが向いてると思う」と言い切った。

実際にキュウリやシソジュースを持参し、白川士監督は「命のキュウリでした」と救われた。友近も「これで体が冷えるよとか、日焼けはこれを使えば首のところが焼けないとか、いろんな便利グッズを持ってきてくれた」と感謝した。

次々とお助けグッズを提供した名取は「本当に私が通信販売で売ってるみたい」と役作り? も完璧。大女優の明るい気遣いで、過酷な夏のロケは快適に回ったようだ。【鎌田良美】