俳優間宮祥太朗(32)が、舞台「カッコーの巣の上で」(6月7日~29日、東京・PARCO劇場ほか)に主演することが19日、分かった。米俳優ジャック・ニコルソンが主演した映画の舞台版で、松尾スズキが演出を手がけ、坂東龍汰、皆川猿時、江口のりこが出演する。
精神科病院を舞台に、患者の人間性まで統制する管理体制に反発する青年マクマーフィーを主人公に、人間の尊厳を取り戻そうとする姿や、周囲の人間たちに与える影響を描いた作品。映画は75年に公開され、米アカデミー賞で、ニコルソンの主演男優賞をはじめ、主要5部門を獲得した名作。
舞台版は日本では78年に初演され、以来、何度も上演されてきた。間宮は「かの名作『カッコーの巣の上で』を松尾スズキさんが演出する、聞いただけでドキドキするには十分過ぎました。前回の『ツダマンの世界』から約4年、再び声をかけてくださったことをとてもうれしく思いました。強烈な個性が散らばった舞台上で、どのようなドライブを感じられるのか。今から楽しみです」とコメントを寄せ、松尾も「自由を体現するトリックスター『マクマーフィー』を誇張なく演じるなら、間宮君がぴったり」と期待を寄せた。
院内で絶対権力を持つ看護師を演じる江口は「『カッコーの巣の上で』の映画を初めて見たとき、人間が怖くなって眠れませんでした。私、実は松尾さんのことも少し怖いです。でも共演者は愉快な方ばかりなのでホッとしています」、青年患者役の坂東は、映画版が大好きだとし「自分が参加させていただけると聞いた時は素直にうれしかったです。今まで観る側として楽しませていただいていた松尾スズキさんが演出を手がけられるということで、なおさら楽しみになりました」、医師役の皆川は「私にとっちゃ、とっつきにくい名作なんです。まあでも、主演の間宮くんも、江口さんも、坂東くんもとっつきやすい人だから、ひとまず安心」と話している。
7月以降は愛媛、大阪、北九州、仙台公演も行われる。



