NHK大阪放送局の局長定例会見が16日、大阪市の同局で行われ、24日放送の「かんさい熱視線」(総合午後7時30分、関西ローカル)で「調査報道 国保逃れ(仮)」を放送すると発表した。

日本維新の会所属の大阪・兵庫の地方議員が国民健康保険料の支払いを逃れる脱法行為を行っていた「国保逃れ」の問題。「制度の根幹を揺るがしかねない」との指摘から、厚労省は3月、通達を出し、被保険者の取り扱いについて明確化する事態に至っている。

同局が調査報道を進めると、国民健康保険の対象である人たちが社会保険に加入するスキームは「社会保険適用サービス」と呼ばれ、そうした「サービス」を提供する団体が国内に少なくとも50以上存在し、全国の複数の地方議員などが理事に就いていることが新たに判明。「国保逃れ」の認識があるか直撃した。

さらに、合同会社を設立し、社会保険に切り替えて節税する「マイクロ法人」という新手のスキームが広がっていることも判明した。

同局の赤岩勇二副局長は内容について「制作に関わっているわけではなく、試写もしていない」とした上で、「この問題については現場が問題意識を持っている。そのあたりをどこまで深掘りしてお伝えできるか見ていただきたい。一方で、注意しなければいけない点も多々あると思いますので、そのあたりの品質管理は注意深くやっていただけると思う」と語った。