元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(58)は、3日に放送されたテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。最近利用者の増加が伝えられる退職代行サービスの是非をめぐり、自身が関わってきたプロレス業界のケースを引き合いに、コメントした。
この日の放送で、議論のテーマが若者の働き方に及んだ際、MCを務めるエッセイスト阿川佐和子氏(72)が、「今、退職代行ってありますけれど、あれはなるべく、面倒くさいことは、人に頼みたいという…」と言及。これに、ビートたけし(79)は「情が絡むのがいやなんじゃないの? 会話で情が絡むじゃない。辞めたいんですけどと言うと、(上司が)ぼくは君に期待している、みたいな人間関係がいやで」と、サービスの利用者増につながっている背景を、私見を交えて指摘した。
たけしはまた、「おれの所に若い人がいっぱいいたけれど、直接おれに会って『辞めたい』と言ったのはひとりもいないよ。いつの間にかいなくなっているよ。個人的に辞めますとは言えないんだよ」と、自身の経験を吐露。出演者が驚く中で、アルピニスト野口健氏は「それは逃げているんですよ」とツッコんだ。
一方、北斗は退職代行サービスについて「私は、は一社会人としてどうなのかなと思うところはある」とした上で、たけしの発言を念頭に「プロレス界も『飛んじゃう』やつがいるんですよ。『飛ぶ』というんですが、夜逃げですよね」と明かし、「寮や道場のかぎとかも持ってそのままいなくなって、連絡もつかなくなる。そう考えると、退職代行が(代わりに辞めると)言ってくれれば、かぎとかだけはちゃんと返せよって言えるじゃないですか」と指摘した。
たけしも「だれかに頼んでやってくれる方が、ありがたいよね」と応じたが、野口氏は「本来、人間関係はいちばん大事な話。そこを、人間と人間が感情をぶつけることは面倒でいやだとなって、代行が当たり前になると、日常的な会話が成り立つんですか?になって、(会話ではなく)全部メールだけにしましょうと(なってしまう)」と、問題意識を示した。



