20日午前4時10分ごろ、千葉県勝浦市部原の民家から出火、約1時間後に消し止められたが、木造平屋約100平方メートルが焼けた。この家は、覚せい剤取締法違反の罪で起訴された女優の酒井法子被告(38)夫婦がかつて別荘として使用していた。けが人はなかった。

 19日夕から夜にかけて、隣接する鴨川市や君津市で無人の別荘の火事が3件相次いでおり、県警勝浦署は連続不審火の疑いもあるとみて関連を調べる。

 同署によると、民家から数十メートル離れた国道128号を走っていたパトロール中の警察車両が、火が出ているのを発見、同署に無線で連絡、消防に通報した。建物の中心が燃えていた。油の反応などは出ていないという。

 現場は外房の部原海岸沿いの住宅地。

 酒井被告の夫の高相祐一被告(41)は、この別荘で覚せい剤を所持していたとする罪でも起訴されている。

 [2009年9月20日12時56分]ソーシャルブックマーク