16日に都内病院で胃がんで亡くなった、お笑いトリオ、ヒップアップのメンバーで俳優の小林すすむさんについて、「オレたちひょうきん族」で共演し親交のあった山田邦子(51)が文書でコメントした。コメントは以下の通り。

 2月に倒れた時にはすでに余命2週間の状態でしたが、最後まで頑張ったと思います。「みんなに迷惑をかけるから」と、病状を内緒にしていましたが、本人から携帯に、息絶え絶えの電話が入り、病院に飛んで行き、スーちゃんに確認した上、最後まで撮影していた「踊る大捜査線」や「花より男子」の方々に連絡しました。

 井上真央ちゃんや、松本潤くん、小栗旬さんが3人でお見舞いに来てくれてすごく喜んでいました。また、ヒップアップの島崎俊郎や赤信号・渡辺正行と相談して、ひょうきん族のメンバーでお金を集め、治療、入院費用を届けに行きました。

 58歳。早いお別れになりました。

 最期は奥さんの昭子さんや事務所に方々にみとられ、穏やかに眠るようにいきました。

 私とラサール石井と明石家さんまさんが到着した時は、病室できれいに処置が行われ、みんなで家に帰る用意をし、スーちゃんは夜中に自宅に戻りました。

 「葬式はしないでほしい」と言っていたので、密葬にして、後日お別れ会を、と考えています。

 優しい人でした。肝臓も悪かったので、去年後半あたりに、やたら「くたびれた」を連発していたころ、少しでも早く治療していれば、と悔やまれます。