女優新垣結衣(22)が出演する東京メトロのCM曲「福笑い」(23日発売)が話題になっているシンガー・ソングライター高橋優(27)が、米ニューヨーク・タイムズ紙に同曲のメッセージ広告を掲載することが17日、分かった。広告は1ページの4分の1サイズで、同曲のサビ部分の歌詞「きっとこの世界の共通言語は

 英語じゃなくて笑顔だと思う」の英訳「I

 think

 a

 universal

 language

 of

 the

 world

 is

 not

 English

 but

 a

 smile」と、15カ国語の「福笑い」の歌詞が展開される特設サイトのURLが掲載されている。日本出身のアーティストで同新聞のメッセージ広告を掲載するのはオノ・ヨーコさんに続いて2人目。

 今回の広告は、高橋がプロデューサー箭内道彦氏に「笑顔で何かを変えられると思う。だから1人でも多くの人をこの歌で笑顔にしたい」と曲への思いを語ったところ、箭内氏が「英語圏の土地でこの歌を歌いに行ったらどうだろう」と提案。さらに「世界的な新聞に、レコード会社ではなく自分で広告を掲載するのはどうか」とアイデアを出し、その10分後に広告のデザインを完成させた。

 広告は現地の17日付紙面に掲載され、高橋はアメリカでさまざまな人種が集うニューヨークで26日(日本時間27日)に路上ライブを行うことも決定した。高橋は「難しいこと抜きにただ腹から笑えているときの幸せを思いながらこの曲を作りました。歌詞の『理屈ではないところで僕ら通じ合える力を持っている』ということを強く信じて、大声張り上げてこの歌を歌っていこうと思っております」と意気込みを語った。