転移しやすい食道がん
転移しやすい食道がん

昭和医科大学理事・村上雅彦特任教授「転移しやすい食道がん」をお届けします。

連載一覧

(31)「咽頭・喉頭がん」の同時性・異時性発がんリスク

(30)胃がん、大腸がんから偶然発見されることも

(29)早期発見法 (2) 内視鏡検査は「専門医か」をチェック

(28)早期発見法(1)欠かさず年に1回の内視鏡検査

(27)予防法(2)「激熱」「激辛」…刺激強いものは控える

(26)予防法(1)顔がすぐ赤くなる人はお酒1合まで

(25)「免疫療法」はQOLを保ったまま延命効果

(24)ステージ1で初めから化学放射線療法の選択肢

(23)大きく進展した「術前化学療法」

(22)「術後合併症」10%以下の病院を選ぶ

(21)食道がんの病院選びの第1は「手術数を知る」

(20)食道がん手術の特徴的な合併症「反回神経麻痺」

(19)術後は食べ物の飲み込み方、食べ方の練習も

(18)呼吸訓練に口腔ケア…手術前準備が大切

(17)手のブレもなく、いろいろな動きできるロボット手術

(16)身体に優しい胸腔鏡・腹腔鏡併用手術

(15)食道がんはどこのリンパ節にでも転移する

(14)確実にがんの範囲と深さを判定できる「ESD」

(13)最善の治療を行うための「キャンサーボード」

(12)リンパ節転移をどこまで深く読むことができるか

(11)手術前、手術後の経過判断に有効な「PET-CT検査」

(10)輪切り画像で診断、重要な「CT検査」

(9)その場で生検も、最も確実な「内視鏡検査」

(8)バリウム検査では早期がんは発見できない

(7)「のどに違和感」半年ほど様子を見た結果は…

(6)50歳になったら1年に1回は内視鏡検査を!

(5)「声がかすれる」症状は間違われやすい

(4)お酒に喫煙に…大きなリスク4因子 内視鏡検診で早期発見を

(3)症状が出るのを持っていたのでは遅い

(2)浅い粘膜にできた時点から転移起こしやすい

(1)重要な臓器に囲まれ、難しい手術


◆村上雅彦(むらかみ・まさひこ) 昭和医科大学理事・特任教授(食道がんセンター)。1981年(昭56)昭和大学医学部卒業。医学博士。日本食道学会特別会員。96年に本邦初の完全胸腔(きょうくう)鏡下食道がん根治手術を施行。食道がんにおける胸腔鏡下手術の先駆者。シンガポール等の海外手術も多い。2020年に私立大学病院では初めての食道がんセンターを開設し、手術件数は年間100例に及ぶ。