12日の川崎4Rで年間100勝を達成した川崎の野畑凌騎手(19)。7月10日に達成した地方通算100勝は記録がコンピューター管理されている73年4月以降では南関東デビューの騎手で最速となる463日目だったが、デビュー2年目での南関東年間100勝も74年以降では初の快挙だという。さかのぼれば大井の高橋三郎元騎手が2年目の64年に262勝を挙げたとのことだが、当時の新人の減量は勝利数に関係なく、1年目が2キロ減、2年目が1キロ減。単純には比較できない。少なくとも現在の南関東の条件下では2年目のペースとしては最速だ。

川崎でこの類いの記録といえば佐々木竹見元騎手が思い浮かぶが、やはり2年目の61年に年間100勝を突破。重賞3勝を含む165勝を挙げている。この年の最後の勝利となった165勝目は大みそかに行われた浦和のゴールドC。重賞勝ちで締めくくっていた。まだ重賞は勝っていない野畑騎手。年間100勝を達成すると「今年は110勝を目指して頑張ります」と話していたが、どこまで数字を伸ばすか。大みそかの大井の東京2歳優駿牝馬には新馬戦から手綱を託されてきた4戦3勝のローリエフレイバーも出走予定。川崎の大先輩のように、重賞勝ちで2年目を締めくくるかもしれない。【牛山基康】