皐月賞馬ジオグリフ(牡3、木村)が右前脚第1指骨を骨折したことが1日、分かった。同馬を所有するサンデーレーシングがクラブのHPで発表した。

同馬はレコード決着となった先週のダービーで1秒0差の7着に敗れた。レース後にエックス線検査を受け、右前脚球節部に剥離骨折の疑いがあるとされていた。再び検査を受けたところ、骨折が判明した。全治3カ月の見通しで、骨片摘出の手術をせず完治を待つという。2日にノーザンファーム天栄に放牧に出る。

木村師は「レース後に右前脚第1指骨の骨折が判明しました。症状としてはごく軽く、手術の必要もないとのことなので、当初の予定通りノーザンファーム天栄に放牧に出して、秋のレースに備えます」とコメントした。