プロ野球番記者コラム

阪神遠藤は1打席目の男、日夜研究でレギュラー獲り

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>

阪神ドラフト4位の遠藤成内野手(18)は、第1打席にめっぽう強い。2月の実戦から38試合に出場し、通算打率は2割2分にとどまるが、第1打席に限ると3割8分2厘。バックスクリーンへプロ1号を放ったのも第1打席だった。6月4~13日の2軍練習試合では7試合連続安打を放ったが、その7試合はいずれも第1打席に快音を響かせた。同じ高卒ルーキーの西純や井上が注目されているが、遊撃のレギュラー候補も熱い。

2軍練習試合の中日戦 1回無死一塁で中前安打を放った阪神遠藤成(2020年6月9日)
2軍練習試合の中日戦 1回無死一塁で中前安打を放った阪神遠藤成(2020年6月9日)

遠藤にはルーティンがある。「ビデオを部屋で見て試合に臨んでいます。それで第1打席にしっかり集中して入れていると思います」。試合があった日には欠かさず自分の打撃をチェックする。

コロナ禍による自主練習期間には、昨年限りで阪神を退団し、ロッテに移籍した鳥谷の打撃動画を研究した。「ボールのラインにバットがスムーズに入りやすくなったので、継続していきたい」。他にも前ヤクルトヘッドコーチ・宮本慎也氏(日刊スポーツ評論家)著の「洞察力」も読み込む。NPB通算2000本安打を達成した、巧打者のプレースタイルを頭にたたき込む。

本職は遊撃手だが、プロ入り後の実戦では内野すべてを守っている。パワーヒッターの井上に、アベレージヒッターの遠藤。将来が楽しみだ。【阪神担当=只松憲】

阪神遠藤成(2020年6月28日)
阪神遠藤成(2020年6月28日)

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